2020年01月02日

飲食ブースは大切な表現、大切なやくわりが…第20回杜の宮市

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
 http://miyaichi.net


 杜の宮市では、最初のころから飲食ブースをとても重視しています。
 おいしい楽しいこと、安心安全な食を提供することはもちろん、杜の宮市全体にとっても大切な役割を担ってくれています。



尾張メイドたらふく

  2001年の第1回から2005年の第5回まで、飲食ブースは「尾張メイドたらふく」という部門名でした。尾張地方の食材、店舗などにフォーカスを当てることで、杜の宮市らしいもの、オリジナリティあるものを出してもらうという意図でした。実際にはすぐに、エリアを限定せず、広くどこからでも、他にないもの、オリジナリティあるものを提供する人を審査によって出展してもらうようになりました。「138のモノづくり」など、杜の宮市の他部門と同じような手づくり・クラフト的な基準、考え方に立ち、より良質な空間を確保するためです。
 こんな頃には、あるブースが「どてサラ丼」を開発提供して大人気になり、彼の店の定番品にもなっていまいした。どて煮を載せた丼にイタリアンなサラダを散らして、この地方のどて味噌の濃厚さを柔らげまろやかにするとともに、野菜摂取がはかられるものです。



飲食の「宮市方式」

 飲食部門でも、アート・クラフト部門と同様の手づくり的・クラフト的な基準とは、出展する人自身が作ったものを、その作り手自身が出展し、作り手自身が説明して販売することです。このことは、食のトレーサビリティを、少なくとも調理以降は確保し、安心安全な食べ物を提供することに繋がります。
 もう一つ、別に今は珍しいことでもありませんが、当初は私たちが勝手に「宮市方式」と呼んでいた出展の形態があります。これも当初から色々な関係者とのやりとりの中で(仕方なくですが)整理されたものです。

● 現地での調理は、露天商またはキッチンカーの免許・許可ある「プロ」のみ

● お菓子などを持ち込んで販売する場合は、菓子製造業ほか該当の免許・許可ある設備と人間が「プロ」として製造し、法規に従って販売

● 現地で酒類を販売する場合は、その臨時免許が必要(露店商またはキッチンカーの免許で、アルコール類をカフェ等実店舗同様に販売する場合は不要)

 飲食の出展者はすべて許可・免許を持った人、ということです。

 主催者である私たち杜の宮市準備委員会は飲食には素人です。無論、飲食ブース全体の管理者責任も保険も対応しています。その上で、個々のブースは露店商等の許可・免許がある「プロ」に出展していただくという形のみにしています。このことで、食の安全安心を確保するとともに責任を切り分け、その上でプロとして自由に面白いものを表現していただくようにしています。



飲食ブースの重要性
 
 飲食ブースはとても大切です。

 杜の宮市など、文化とコミュニケーションを重視しつつ市民イベントを手作りで企画運営することを「まつりづくり」と呼んでいます。この「まつりづくり」戦略で大切にしているのが「滞留性と回遊性」です。回遊は、会場内を人々がグルグルと経巡ること、滞留は会場内で人々が留まることです。
 杜の宮市では来場者の滞在時間がとても長いと感じています。朝、会場北端で見かけた方が、夕方に本町の中ほどでまた会う、というようなことがよくあります。イベントの規模は静的な数字としての延べ来場者数で語られる部分があります。けれども本当のイベントの規模は、動的な来場者数×滞在時間で考えるべきでしょう。
 ぐるっと会場を見て、少し買物をして2時間ほどが経った。もう帰ろうかと思うと、いい音楽と休憩所そしておいしそうな飲食物が会場内の数か所にある。喉も乾いた小腹も減った、疲れもしたので少し休もう。おいしい料理と飲み物で落ち着いてみると、先ほどあそこで見たあの作品がやはり気になる。よしもう一回見に行ってみよう。
 こんなループが何度も多様に起きることで、より濃密なコミュニケーションが場内に蓄積されていきます。

 飲食ブースは杜の宮市の中の様々な出展者などに、より深い視線が向けられるためにも大切な機能を持っているのです。


 
宮市フードコート

 最近の飲食ブースは「宮市フードコート」と総称されています。先回、第19回では6か所のフードコートがありました。

● 池前横丁 境内の一番奥、東門のすぐ中に、ちょっと狭いけれど楽しいライブのある休憩所があり、その休憩所を囲むように食べ物、飲み物のブースが並びます。

● もりもりフード 大鳥居のあたり、宮前三八市広場から楼門にかけて、大きなテントとステージがあり、その両サイドにずらりと飲食ブースが展開します。

● けんしょうランド 本町通1丁目商店街の中ほど、剱正幼稚園の駐車場をお借りし、そこに全面のシートを張って養生したところに飲食ブースとキッチンカーが出展します。一番奥に休憩所のテントと小さなライブステージがあります。

● おかし横丁 本町通2丁目商店街のアーケードの下に、ケーキやパン、饅頭に焼き菓子など、和洋など様々なスイーツ、またパンも。

● 葵にぎわい広場 七夕まつりにも「葵にぎわい広場」となる。オリナス一宮と市役所の間の「葵公園」に、飲食ブースとキッチンカーが並び、中央に休憩所のテントとライブステージも設置されます。第20回では休憩スペースがかなり広くなる予定です。

● はんじょうフード 本町通4丁目商店街のアーケードの下と駅の宮市(一宮駅コンコース内、名鉄百貨店前あたり)、お弁当やパン、お土産が、90p角のミニブースでぎっしり並びます。

今年はもっとフードコートの場所と内容を拡張できるかもしれません。



飲食ブースの出展申込でお気をつけください


● 露店商や菓子製造業など、出展形態に合った保健所ほかの免許・許可が必要です。

● 許可証や免許状などの画像が申込に必要です(写メ等でも構いません)。

● 上記の免許や許可が申込時点では無い場合、その旨と、いつまでに取るかの記載を、申込フォームに記載ください。

● 発電機の持ち込みは、申込フォームに記載してご相談ください。場所によって発電機が利用できない場合があります。キッチンカーも書いてください。

● 毎年多くの方に出展をお断りしています。「何が特徴か」「他とどう違うか」「どんな人に来てほしいか」「コンセプトは」「おもしろいメニューは」などを拝領していただきつつ、写真と文章でしっかり、分かりやすくお伝えください。

●他のイベントなど過去の出展の全体像、ブースの設置のようすが分かる写真もお願いします。無い方は絵や図面や文章で補ってください。



写真は前回、第19回杜の宮市の飲食ブースのようす

190505 池前横丁 DSC09192_w32.jpg

190505 もりもりフード DSC09436_w32.jpg

190505 もりもりフード IMG_0760_w32.jpg

190505 けんしょうランド IMG_8313_w32.jpg

190505 おかし横丁 DSC09974_w32.jpg

190505 葵にぎわい広場 DSC_9936_w32.jpg

190505 駅の宮市 はんじょうフードIMG_9709_w32.jpg
posted by 星野博 at 09:59| 杜の宮市とは