2020年05月02日

第20回杜の宮市…2020年5月5日、その開催予定日時を終えて


駅からまちへ まちを広場に ツナガル ヒロガル 杜の宮市

 2020年5月5日、今日、愛知県一宮市は風が少し強いものの、晴れ渡った青空のまま夕刻を迎えました。
 もうすぐ午後4時30分、杜の宮市の終了予定時刻です。

 本日開催予定でした「第20回杜の市」は、駅前から商店街までを歩行者天国にし、一宮の中心地全体を安全安心な文化とコミュニケーションの祭り空間にしようとしていました。

 そのテーマは、 駅からまちへ まちを広場に ツナガル ヒロガル 杜の宮市

 駅からまちへ…20年前以上前から私たちの重要課題である、公共地・公共路面の多目的活用。20年目にしてやっと、一宮駅前から本町通アーケードまでの銀座通商店街を車道を歩行者に開放し、老若男女誰もが安全安心に過ごせる、まつり空間を創出しようとしていました。

 まちを広場に…中心市街地全体を広場のようにして面として活用し、様々な主体が多様な事業を展開できるよう、人もお金もグルグルと回ることを考えました。とりわけ市役所前の「夢織広場」の可愛そうな状況から、駅の「一宮駅西口広場」、真清田神社前の「宮前三八市広場」との3つの「広場」を来場者の皆さんが経巡るようなプランを練ってきました。

 ツナガル ヒロガル…2018年には糸魚川の行政や高校との関係性を、2019年には三河地域のアーチストや学校との関係性を築いてツナガルヒロガル活動を展開してきました。また近隣での同日開催のイベントと広報の協力をしあい、あるいは杜の宮市エリア内の店舗等には商いや広報をしてもらうことでツナガルヒロガル活動をしてきました。このツナガルヒロガル流れをさらにソーシャルな社会貢献活動にも広げていく予定でした。

 19回まで全長約 1kmだった会場は今回 1.6kmほどに伸長し、西の駅西口広場から東の市役所夢織り広場、北は真清田神社一番奥の東門から南は本町アーケード南端までと広がり、そこは誰もが安全に歩いて回れる「遊歩街」ウォーカブルタウン的な空間となるはずでした。


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中止(延期)の発表と、皆さんから伝えられたこと

 しかし新型コロナウィルス禍への対応のため、2月26日に中止(延期)を発表しました。早すぎる、なぜ辞めるという声も聞きました。

 この時期に辞める決断をした一つの要因は、2月中に諦めれば、出展予定の方々に出展料をお返しできる、ということがありました。杜の宮市では2019年末から出展者の審査をし、出展が決定した方々から2月半ばを締め切りに出展料を預かっていました。既に経費をかなり支出していましたが、数年かけて主催者で埋めていこうという決断をし、開催をやめ、出展料の全額返金を決断しました。

 決断しましたが、貧乏団体の悲しさ。返金先の口座をお尋ねしつつ、振込料程度でも寄付をしてもらえませんか、その分を差し引いて返金させてもらえませんかとお願いをしました。すると、8割ほどの方々が寄付を申し出てくださいました。金額は数百円から数万円まで色々ですが、ご自身もご苦労なさるだろうに、杜の宮市のために寄付をしてくださいました。わざわざ後から寄付金を振り込んでくださった方々もみえました。

 私たちのすべきこと、ありよう、向かうべき方向がまた示された、伝えられたと、スタッフ一同、強く感じ入りました。


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コロナを越えて、つながる未来を

 この5月2日より、会場予定地だった駅前から商店街の街路灯に、コロナ感染拡大を抑え、ポストコロナの未来をつくるため、「アマビエ」のイラストが描かれたフラッグを飾っています。一宮駅のi-ビルから、市役所やアーケードまでを繋ぐように。様々な活動を麻痺させ、経済も多くの人々の健康や生命までも奪う疫病に対する守り神として、杜の宮市版アマビエのフラッグです。

 コロナが終息した後の社会を見据えつつ、その時々に対応し続ける意志を、大きな峠を「越えて」いくイメージに描き、その先の静かで清らかな谷に想いを寄せて。
 一人では戦えない世界戦争であり、同時にどの一人も戦うべき地域決戦であり、人々が連携することを、杜の宮市のテーマの一つ「ツナガル」と重ねて。
 covid-19へのチャレンジは、大きな力、大きなお金が必要なことではあれど、私たち市民が自分自身で、一人一人で対応していくこと、その自主・自律的なありようを「を」に込めて。

コロナを越えて、つながる未来を

 ポストコロナの新しい時代への夢と願いと決意、今の自主自立的な対応、連携して未来を私たち自身で創っていくこと。そうした想いを120枚のフラッグに託して、駅からまちへ、AMABIEを飾りました。


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今日、会場予定地を巡ってみました

 第20回杜の宮市の開始時刻である10時より、その会場から現地の様子を伝える動画配信をしました。(技術が無い上に、動画のストリーム配信は随分と久しぶりで、音声で失敗しています。)

 会場の7つのブロックごとで、本当だったらどんなことが、どれだけの出展者の方々とともに、どんな形で「まつりづくり」がなされたのかを伝えようとしました。

https://www.facebook.com/pg/morino381/videos 

 最後は一宮駅前に戻り、アマビエが風にたなびく姿を写して、皆さんへのメッセージとともに収録を終えました。

 もう一度一宮の駅前で、商店街で、そしてどこでも、杜の宮市のような文化づくり、文化とコミュニケーションの時間がつくれることを望んでいます。

 晴れやかな青空の下アマビエのフラッグが たゆたう様子は、美しいと言うのは語弊があるかもしれませんが、何か心に強い力をくれているようにも思います。

 私たちは、何とかこの被害を越えて、私達自身で、自分たちの安心安全健康そして文化、コミュニケーションをつくりたいと思っています。

 ぜひ皆さん、またここで会える日を楽しみに。

 皆さんまずは元気でご自身を守ってください。

 みんな、また会おうね。


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posted by 星野博 at 09:19| 杜の宮市とは