2020年01月06日

「市民活動大集合!」は、なぜ杜の宮市で開催しているのか

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
 http://miyaichi.net

 杜の宮市の他の部門と少し異質な「市民活動大集合!」は、なぜミヤイチで開催しているのでしょう。
 それは杜の宮市自身が「市民活動」だということなのですが、それにしてもなぜ。

 なおこの「市民活動大集合!」は、これから別個に募集を行い、中身も一部変更になるかもしれません。


平成の大合併 そして、グレーター 一宮市
 「市民活動大集合!」が始まったのは2006年5月21日、第6回杜の宮市の時でした。
 それに先立つ2005年4月1日、平成の大合併の流れの中で、一宮市そして尾西市と木曽川町は対等合併という名称の実質は吸収合併をして、大きく新しい「グレーター 一宮市」となりました。合併債という飴と鞭を鼻先に突き付けられ、各地の田舎行政はどこも将来世代に借金を残してプチバブル状態へ。一宮市では、2012年駅に隣接して完成する「i-ビル(尾張一宮駅前ビル)」がこの代表的産物でしたが、他にも色々あるバブルの産物の一つに「新市誕生記念事業」というのがありました。
 「グレーター 一宮市」の誕生を記念して(祝って?)、様々な市民イベント、市民プロジェクトに一宮市が補助金を出し、「新市誕生記念事業」という“冠”を付けていくものでした。


特定非営利活動法人 志民連いちのみや
 杜の宮市は、20世紀末から続く様々な市民活動・文化活動を受けて2001年にスタートしました。杜の宮市を含めて、さらに様々な活動をしていくうち、地域に根差す共通の課題がだんだん見えてきました。
 それは、小さなもの、弱いもの、新しいもの、お金に結び付きづらいもの、あるいは偉い人が関わっていないもの、そうしたものを守り、助け、育んでいく文化の弱さや基盤の無さ、失敗しても再度チャレンジできる包容性や仕組みの少なさです。
 21世紀とともに始まった杜の宮市ですが、今世紀初頭の一宮地域では市民活動は人口規模に比してかなり少ない状態でした(今でも多くありません)。その少なさと、また少ないがゆえに活動のようすを近しく見られるわけで、多くの団体の中に上記のような地域共通の課題を強く感じました。杜の宮市自身も、地域でアウエィな対応も受ける中でずっと奮闘していました。
 他方、1998年にできた「NPO法」により日本でもNPO法人(特定非営利活動法人)が誕生しました。色々な面で不安定さと不安があったものの、杜の宮市の大きなうねりを受けつつ、様々な関連事業を整理するようにして「特定非営利活動法人志民連いちのみや」を設立しました。一宮市合併に先立つこと2か月、2005年2月2日のことです。
 志民連いちのみやは、2012年からは一宮市市民活動支援センターを受託運営し、市民活動を支援する活動をおこなうほか、コミュニティ施設「com-cafe三八屋」や地域オリジナル「一宮ブルワリー」の運営などもしています。


市民活動大集合!新市の未来へ「一宮NPOフェア」
 志民連いちのみやでは、合併債をどうにか未来の地域の人たちに返済しようと、色々な「新市誕生記念事業」を展開します。まちなかのパブリックアートを探し、市長との小規模懇話会で市内を巡り、一宮ちんどん隊を整備するなどの事業をしました。併せて「市民活動大集合!」も新市誕生記念事業としてスタートします。
 当時すでに杜の宮市は、まあまあな来場者になっていました。また来場者の流れは、一宮駅から歩いて本町商店街に入り、2丁目から1丁目へと北上して信号を渡って当時の会場エリアへ行くのが中心になりつつありました。
 市民活動のイベントというのは多く、市民活動に関わる人(ばかり)が集まることなりがちです。しかし市民活動も多くの人とコミュニケーションを持ち、相互関係を持つ中で活動が広がり深まるものです。また杜の宮市の来場者は、市民活動のようなことにも関心を持つ人がたくさんいると感じていました。
 そうした中、本町1丁目商店街振興組合の協力を受け、本町1丁目の路上で「市民活動大集合!」をスタートしました。様々な市民活動団体が展示をしたり、体験教室をしたりして活動を紹介していくものです。当初は単なる展示が主流でしたが、多くの来場者とコミュニケーションを取る中で、体験教室や対話型の広報が増えていきました。
 やがてこの「市民活動大集合!」は杜の宮市の一つの部門となって、他の部門と関係性を持ちつつ運営され、現在に至っています。


市民活動って
 市民活動とは何でしょう。地域や社会にある課題の解決を目指して、市民が自主・自律・非営利・先進性を持っておこなう公益的具体的活動、というようなことです。
 あれ、これ問題なのに、役所も誰も何もしないままだな、じゃあ自分たちで考え、自分たちで資金を工面し、もらうお金はもらうけど金儲けでなく、誰もやらなくてもお金が無くても、ひとのために続けてやっていこう・・・そんな感じの動きです。
 ヒトもモノもカネもありませんから小さな活動を地道に続け、オープンにその活動を続ける中で協力者や資金を得て、さらに活動を持続し少しずつ深く広げていく、今でいう「ソーシャル」な活動です。


市民活動大集合!と、ヒロガル ミヤイチ
 奇異な目で見られてきた市民活動も、ソーシャルな活動として一定の理解は得られるようになりましたが、国としても地域としても、まだまだ活性化すべき領域です。
 20世紀的な古い「公」と「私」の境界が曖昧になり、市民が担う公的活動がいよいよ重要になっています。
 また地域へのソーシャルな活動は、市民だけでなく、企業や団体の社会貢献、CSR活動としても急速に広がっています。こちらになりますと、他に比べこの地域は相当な遅延が発生しています。
 こうした状況の変化から、市民活動大集合!もまたリ・ボーンしていく先進性が求められています。

 他方、杜の宮市では「ヒロガル ミヤイチ」という事業も展開してきました。その中で一番端的な事業は、アーチストの梅津諭さんが橋渡し役になり、糸魚川市の行政から団体、学校や企業までが杜の宮市に来て広報と物販をしたことです。行政とか企業とかの枠を超えて、糸魚川市のワンチームとして太平洋側のまちでの大きな活動でした。

 「市民活動大集合!」は「ヒロガル ミヤイチ」と合体した、いわば「ヒロガル ソーシャル ムーブメント」イベントへと進化させたいところです。


杜の宮市での、市民活動大集合!
  私たちは、自分たちで汗をかき、知恵を出し、皆と一緒に楽しみ、文化とコミュニケーションを広げる活動をしています。この活動は同時に次のステップへ活動が繋がる地域基盤、プラットフォームを作る過程でもあります。活動をしつつ、その活動のための基礎も作るのが市民活動の一つの特質です。橋を手づから作りながら先へ進んでいくイメージです。
 杜の宮市というソーシャルな活動の中で、また新たなソーシャルが地域に広がり育つ基盤としてステージとして「市民活動大集合!」は、杜の宮市の一つの事業として開催していく意義があると考えます。


 第20回杜の宮市での「市民活動大集合!」(ヒロガルソーシャル)では
● ソーシャルな活動の広報をしてください(ワークショップ、体験教室が主流の出展は「杜の学校」へ)。
● 企業や団体の社会貢献活動・CSR活動の広報や実験にもぜひ活用してください。
● 行政や関連団体・協会などの広報ブースもご出展ください。
● 1つのブースを2団体とかの複数でシェアすることもOKです(どれもソーシャルな活動である場合)。
● 関連する事業(営利事業含む)の広報が若干入るのも構いません。
★ 一宮市市民活動支援センターも出展を支援します。
★ 市民活動大集合!に出展し、かつ1万枚配布するパンフレットやHPリンクで「ヒロガルミヤイチ」ページに広告を掲載すると、その参加費用で割引があります。

 ひょっとすると場所も変わって大きくなるかも。 


市民活動大集合!関連のご相談は、下記のフォームからお願いします。
https://forms.gle/jtmmmi3dPFkMQwW4A
またお電話でのお尋ねは担当の星野博(090-2265−9188)までお願いします。


画像は
2006年5月21日、第6回杜の宮市で同時開催された「市民活動大集合!」のパンフレット表紙面

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2019年5月5日、第19回杜の宮市での「市民活動大集合!」のようす

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おまけ 2005年3月31日夜6時過ぎ、木曽川町役場最後の日 夜10時と翌日朝9時の一宮市役所

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posted by 星野博 at 08:22| 杜の宮市とは

2020年01月04日

「なまおとライブ」と休憩所・・・杜の宮市

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
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 なまおとライブ出演者の公募も、1月31日までしています。杜の宮市20th.
 「なまおとライブ」ミュージシャン・パフォーマー登録フォーム
 https://forms.gle/1CxgPVnh6sLSUrU58



ステージと休憩所

 飲食ブースの説明文でもお伝えしましたが、杜の宮市などの市民による「まつりづくり」では、滞留性と回遊性を大切にしています。ぐるぐる場内を経巡っては休み、休んでは経巡り、イベントの滞留時間を長くする、言えば戦略なのですが、その大きな意図は出展者に何度も深く、来場者の目線が入るようにすることです。
 休憩所は直接に、ステージは文化発信をしつつ間接に、その役割を助けています。
 第19回の杜の宮市では、6か所のステージが設置されていました。その前などにある休憩所は同時に380人ほどが休めるようにしてあります。
 来場者の方々は、会場内を進むごとに別の音楽が聞こえてきて足を止め椅子に座り、また進んでは音楽と休憩所に出会います。そうしてずっと長く深く、杜の宮市を楽しみ味わっていただきたいのです。
 休憩所は時にプチ同窓会になっています。あれ久しぶりだね、向こうで**と飲んでるから来てよ。
 不思議なコミュニケーションの広がりを見ることがあります。何であなたは私の知人の彼と一緒にいるの、知り合いなの、じゃ仲間に入れて。知人のフェイスブックの「友達」の中に意外な人を見つけるかのようです。
 こんなコミュニケーションの広がりは、まつりの醍醐味と思います。



第19回杜の宮市の各ステージは

● 池前ステージ 神社東門前、会場の一番北東端にあります。地面に平置きのステージですが、音響のオペレータが付きます。テントの下にテーブルと客席80人分、周りには飲食ブースの「池前横丁」8店舗ほどが並びます。

● 楼門北ミニステージ 神社楼門を入って右手、茶室の桃丘亭前のミニステージです。音響は出演者自身が調整します。近くにテーブルと休憩席50人分くらいと、シートを敷いた休憩所が20人分ほどあります。

● 広場ステージ 本町商店街から国道155線を超えた、宮前三八市広場にある、高さも広さも少しあるステージで音響オペレータが付きます。テントの下にテーブルと休憩席80人くらいと、椅子のみ30人分ほど。周りには飲食ブースの「もりもりフード」(広場エリア)20店舗ほどが並びます。

● 1丁目ミニステージ 本町通1丁目の中ほど、剱正幼稚園の駐車場に全面シートを敷いた「けんしょうランド」(7飲食ブース)の奥にあります。音響は出演者自身が調整します。テーブルと休憩席30人分くらいがあります。

● 葵にぎわい広場ステージ 本町通2丁目、オリナス一宮の東裏、市役所の西側にある「葵公園」です。地面に平置きのステージですが、音響のオペレータが付きます。テントの下にテーブルと客席60人分、周りには飲食ブース「葵にぎわい広場」で8店舗が並びます。

● 4丁目ミニステージ 本町通4丁目、会場の南端にあります。音響は出演者自身が調整します。休憩席30人分くらいがあります。



なまおとライブって何

 真清田神社の境内をお借りして出発した杜の宮市は、音量と音楽内容にいつも気遣ってきました。音は控えめに、内容は品格を持って、でもその中で個性があり、主張がありまたアバンギャルドだったりもする音楽を選んで演奏してもらってきました。しかしその中では意図せずご近所の方に音量面でご迷惑をかけたこともありました。「飛び入りステージ」で音量が上がっていて、気づかず神社にご迷惑おかけしたこともありました。逆に杜の宮市をよく知っているスタッフが大音量でふざけて、神社に大変厳しくご指摘を受けたこともありました。
 小音量と品格とを示すべく、音響装置で拡大することを「あまり」前提としない、アコースティックな音楽をと「生」の「音」の「なまおとライブ」と初回から名付けています。
 こんな具合に色々とシバリがあるライブですので、以下のような内容が合っているのかなと思います。
・基本、電気増殖を伴わなくても演奏できるもの
・電気のない時代から続くような、民族音楽
・器楽演奏
・練り歩き
・パフォーマンス(BGMは小音量)

 逆に、がなり散らすもの、仲間受けでやっているもの、打楽器を強く出すものは辛いところです。



第20回杜の宮市なまおとライブでは

今までと同じく、小音量・品格あるステージです。音量を演奏途中でも制限することがあります。練り歩き大歓迎。「あの大人気の人を呼べるよ」という他薦大歓迎。



第1回杜の宮市(2001年6月3日)楼門前ステージのようす(平井尚之 JAZZ QUARTET)
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第19回杜の宮市(2019年5月5日)宮前三八市広場ステージのようす(一ノ瀬大悟デュオ)
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posted by 星野博 at 08:14| 杜の宮市とは

2020年01月03日

「杜の宮市は」は、なぜ「杜の宮市」という名前なのか…第20回杜の宮市

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
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「もりのみやいち」という名前の由来を時に尋ねられます。


三八市の復興
 杜の宮市は2001年初に新聞公募で集まった人で結成された「杜の宮市準備委員会」がスタートさせました。その新聞公募の内容は、文化的な「三八市」(さんぱちいち)の復興を目指して集まりましょうというものでした。
 一宮のまち、中心商店街は、尾張国一宮 真清田神社(おわりのくにいちのみや ますだじんじゃ)の門前市として、3と8がつく日に開催されていた「三八市」が、その興りです。市がだんだん固定化し、門前町としての現「本町商店街」が形成されていきました。三八市は戦後はマーケットとして、今の「宮前三八市広場」のあたりに勃興しましたが、やがて消えていきます。真清田神社には「三八稲荷」があります。

 杜の宮市は、この「三八市」を文化的に復興しようとしてスタートしました。まちの再興、活性化のシンボルを「三八市」に求めていたのです。


松井隆禰宜
 その頃、真清田神社の禰宜(宮司に次ぐ立場)に、松井隆さんが就任されました。大蔵官僚としてエリート中のエリート街道を進む中、突如ご自身で神職となり、護国神社にいらしたところを飯田宮司が口説き落として真清田神社の禰宜として迎えました。
 後には私たちの守護者ともなり、やがて早逝する松井さんですが、第1回の準備がスタートしてすぐの2月に

「三八市は真清田神社のものだから、勝手に名前を使わせない」

と私たちに言い切りました。何だかよく分からない輩たちに使わせるのはどうかという感じも今は分かりますし、松井さん自身もやがては神社としてその名前を活用しようという考えがあったようです。

 私たちは意気消沈しました。「三八市」というシンボルに集まったのに。その名前でいいという神社の話だったのに。


モリノミヤイチ
 そんな沈鬱な会議の中、現在の杜の宮市準備委員会会長の森さんが言いました。
 「ミヤイチはどうだろう・・・」
 ???
 「三八市…サン・パチ・イチを読み替えて、ミ・ヤ・イチ、漢字で宮市」
 さらに
 「これに神社の社叢林の意味をこめて杜(もり)の字を載せるのは」

 こうして生まれたのが「杜の宮市」という名称です。

 「三八市」から「杜の宮市」への変更は、単に名前の変更だけではありませんでした。それまで「三八市」という大きな看板を背負う中、様々な人の「三八市」に対する想いや夢、欲やしがらみにとらわれてきたのが、オリジナルな新しいネーミングにすることで解き放たれました。
 新しいまつりを作ろう、新しい文化発信をこのまちからしていこう、私たち文化を大切に思う市民で一から作りだしていこう。
 今の杜の宮市に繋がる、そのありよう、思想性が明確になりました。

 今でも「宮の森市」とか「ヤシロの市」とか言われてしまいますし、愛情込めて「モリミヤ」とも呼ばれていますが、こんな経緯があって名前が決まりました。2001年2月のことです。


 そうして私たちは、誰も知らない、何かも分からない「杜の宮市」を立ち上げていったのでした。


 ちなみに当時、準備委員会のメンバーで呉服屋さんの今井英夫さんが「そんなの別に当たり前だがね」と言って、自分の車に杜の宮市のポスターを直張りして走り始めました。杜の宮市準備委員会のメンバーの多くも真似をして、ポスターを貼った車や自転車を走らせていました。


 写真は、第1回杜の宮市のポスターを数枚貼った私(星野博)の当時の愛車と、真清田神社本殿正面のようす。

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posted by 星野博 at 10:07| 杜の宮市とは

2020年01月02日

飲食ブースは大切な表現、大切なやくわりが…第20回杜の宮市

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
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 杜の宮市では、最初のころから飲食ブースをとても重視しています。
 おいしい楽しいこと、安心安全な食を提供することはもちろん、杜の宮市全体にとっても大切な役割を担ってくれています。



尾張メイドたらふく

  2001年の第1回から2005年の第5回まで、飲食ブースは「尾張メイドたらふく」という部門名でした。尾張地方の食材、店舗などにフォーカスを当てることで、杜の宮市らしいもの、オリジナリティあるものを出してもらうという意図でした。実際にはすぐに、エリアを限定せず、広くどこからでも、他にないもの、オリジナリティあるものを提供する人を審査によって出展してもらうようになりました。「138のモノづくり」など、杜の宮市の他部門と同じような手づくり・クラフト的な基準、考え方に立ち、より良質な空間を確保するためです。
 こんな頃には、あるブースが「どてサラ丼」を開発提供して大人気になり、彼の店の定番品にもなっていまいした。どて煮を載せた丼にイタリアンなサラダを散らして、この地方のどて味噌の濃厚さを柔らげまろやかにするとともに、野菜摂取がはかられるものです。



飲食の「宮市方式」

 飲食部門でも、アート・クラフト部門と同様の手づくり的・クラフト的な基準とは、出展する人自身が作ったものを、その作り手自身が出展し、作り手自身が説明して販売することです。このことは、食のトレーサビリティを、少なくとも調理以降は確保し、安心安全な食べ物を提供することに繋がります。
 もう一つ、別に今は珍しいことでもありませんが、当初は私たちが勝手に「宮市方式」と呼んでいた出展の形態があります。これも当初から色々な関係者とのやりとりの中で(仕方なくですが)整理されたものです。

● 現地での調理は、露天商またはキッチンカーの免許・許可ある「プロ」のみ

● お菓子などを持ち込んで販売する場合は、菓子製造業ほか該当の免許・許可ある設備と人間が「プロ」として製造し、法規に従って販売

● 現地で酒類を販売する場合は、その臨時免許が必要(露店商またはキッチンカーの免許で、アルコール類をカフェ等実店舗同様に販売する場合は不要)

 飲食の出展者はすべて許可・免許を持った人、ということです。

 主催者である私たち杜の宮市準備委員会は飲食には素人です。無論、飲食ブース全体の管理者責任も保険も対応しています。その上で、個々のブースは露店商等の許可・免許がある「プロ」に出展していただくという形のみにしています。このことで、食の安全安心を確保するとともに責任を切り分け、その上でプロとして自由に面白いものを表現していただくようにしています。



飲食ブースの重要性
 
 飲食ブースはとても大切です。

 杜の宮市など、文化とコミュニケーションを重視しつつ市民イベントを手作りで企画運営することを「まつりづくり」と呼んでいます。この「まつりづくり」戦略で大切にしているのが「滞留性と回遊性」です。回遊は、会場内を人々がグルグルと経巡ること、滞留は会場内で人々が留まることです。
 杜の宮市では来場者の滞在時間がとても長いと感じています。朝、会場北端で見かけた方が、夕方に本町の中ほどでまた会う、というようなことがよくあります。イベントの規模は静的な数字としての延べ来場者数で語られる部分があります。けれども本当のイベントの規模は、動的な来場者数×滞在時間で考えるべきでしょう。
 ぐるっと会場を見て、少し買物をして2時間ほどが経った。もう帰ろうかと思うと、いい音楽と休憩所そしておいしそうな飲食物が会場内の数か所にある。喉も乾いた小腹も減った、疲れもしたので少し休もう。おいしい料理と飲み物で落ち着いてみると、先ほどあそこで見たあの作品がやはり気になる。よしもう一回見に行ってみよう。
 こんなループが何度も多様に起きることで、より濃密なコミュニケーションが場内に蓄積されていきます。

 飲食ブースは杜の宮市の中の様々な出展者などに、より深い視線が向けられるためにも大切な機能を持っているのです。


 
宮市フードコート

 最近の飲食ブースは「宮市フードコート」と総称されています。先回、第19回では6か所のフードコートがありました。

● 池前横丁 境内の一番奥、東門のすぐ中に、ちょっと狭いけれど楽しいライブのある休憩所があり、その休憩所を囲むように食べ物、飲み物のブースが並びます。

● もりもりフード 大鳥居のあたり、宮前三八市広場から楼門にかけて、大きなテントとステージがあり、その両サイドにずらりと飲食ブースが展開します。

● けんしょうランド 本町通1丁目商店街の中ほど、剱正幼稚園の駐車場をお借りし、そこに全面のシートを張って養生したところに飲食ブースとキッチンカーが出展します。一番奥に休憩所のテントと小さなライブステージがあります。

● おかし横丁 本町通2丁目商店街のアーケードの下に、ケーキやパン、饅頭に焼き菓子など、和洋など様々なスイーツ、またパンも。

● 葵にぎわい広場 七夕まつりにも「葵にぎわい広場」となる。オリナス一宮と市役所の間の「葵公園」に、飲食ブースとキッチンカーが並び、中央に休憩所のテントとライブステージも設置されます。第20回では休憩スペースがかなり広くなる予定です。

● はんじょうフード 本町通4丁目商店街のアーケードの下と駅の宮市(一宮駅コンコース内、名鉄百貨店前あたり)、お弁当やパン、お土産が、90p角のミニブースでぎっしり並びます。

今年はもっとフードコートの場所と内容を拡張できるかもしれません。



飲食ブースの出展申込でお気をつけください


● 露店商や菓子製造業など、出展形態に合った保健所ほかの免許・許可が必要です。

● 許可証や免許状などの画像が申込に必要です(写メ等でも構いません)。

● 上記の免許や許可が申込時点では無い場合、その旨と、いつまでに取るかの記載を、申込フォームに記載ください。

● 発電機の持ち込みは、申込フォームに記載してご相談ください。場所によって発電機が利用できない場合があります。キッチンカーも書いてください。

● 毎年多くの方に出展をお断りしています。「何が特徴か」「他とどう違うか」「どんな人に来てほしいか」「コンセプトは」「おもしろいメニューは」などを拝領していただきつつ、写真と文章でしっかり、分かりやすくお伝えください。

●他のイベントなど過去の出展の全体像、ブースの設置のようすが分かる写真もお願いします。無い方は絵や図面や文章で補ってください。



写真は前回、第19回杜の宮市の飲食ブースのようす

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posted by 星野博 at 09:59| 杜の宮市とは

2019年12月31日

杜の学校(もりのがっこう)って、どんなこと・・・第20回杜の宮市(2020年5月5日)

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
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 杜の宮市の企画の一つが、ワークショップ、体験教室の「杜の学校」(もりのがっこう)です。
 一部を除き、大半は本町通の大きく高いアーケードの下にブース出展していただいています。


第1回は「謎解き」クイズラリー
 2001年の第1回は「真清田神社再発見! あの場所はどこだ・・・」という、真清田神社の来歴や場所などを題材にしたクイズラリーのような企画でした。今なら「謎解き」でしょうか。杜の宮市自体が運営するイベントでした。初めの数回は「餅つき」とか「魚つかみ」とかも杜の宮市自体の運営でやっていました。魚つかみは、プールの魚を捕まえて、それを炭火で焼いて食べてもらうという平和なイベントでしたが、ボランティアのAさんは大きく指を切ってしまって仕事で苦労してました。
 回を重ねるごと、老人会に「昔遊び」体験ブースを出展してもらったり、地球型のフワフワ(送風で子供たちが中に入れる大きな遊具)を出したり、色々な取り組みをしつつ、だんだん現在のような、ワークショップ・体験教室を公募して出展してもらうスタイルになっていきました。


杜の学校という名前
 「杜の学校」という名前を使うようになったのは2009年の第9回からです。それまでは「子ども遊びエリア」とか色々な名前を部門名のようにしてきましたが、教室の公募出展という形になってきたことで明確なネーミングをしました。無論「杜」は杜の宮市の「杜」です。
 このころはまだ会場は国道155線より北で、市営の宮前三八市広場と神社境内が杜の宮市の全会場でした。だんだん増えるワークショップの出展に対応し、宮前三八市広場での「杜の学校」エリアを「本校」、楼門(神社本殿前の門)に続く翼舎(よくしゃ、門の脇の部屋)を「分校」としたのですが、この2カ所に場所が分かれたのも「杜の学校」という統一部門名を作った理由だったと記憶しています。


杜の学校の現在のかたち
 会場が本町通1丁目商店街に広がった11回にはその1丁目で、本町通商店街全体に広がった第16回からは本町通3丁目を中心に「杜の学校」を展開しました。さらに一部は本町通1丁目に、また本町通3丁目の店舗跡を「杜の分校」や「杜の小径」と名付けて様々な出店を受けててきました。
 今回、場合によっては場所を変更とか拡大をするかも・・・

 名前や出展の形態は変われども「杜の学校」のミッションは初回から変わっていません。リアルな体験を通じて文化を分かりやすく伝えていくこと・具体的な作業の中で、手作り・クラフトのありようを感じてもらうこと、それら体験や作業の中に、濃厚なコミュニケーションが重なっていくようにすることです。

● 出展のありかた
・アートやクラフトのワークショップ、昔懐かしい遊びの体験教室など
・大人から子どもまで楽しめるような遊びやモノづくりを体験する教室
・参加料(材料代)は、無料・有料どちらもあり
・教室や作品PRの場としてもご活用を
・大きい音や匂いの強いものは要相談

●ブース
・1ブース:2.4m × 2.4m
・場所:本町通3丁目 アーケード内(屋根あり、テントは原則使用不可)と、同1丁目(アーケード外 テント可)
・備品:机・椅子などすべて持ち込み
・電源は使用量と使用器具に制限があり、事前申込(発電機持込は不可 )。


杜の学校への出展申込でご注意を
● 本町通り3丁目など、アーケード内では、テントやテントフレーム、視線を塞ぐ大きさの構造物は置けません。
 同日は本町商店街主催の「鯉のぼりフェスティバル」が開催され、アーケードの下からたくさんの鯉のぼりが下がっていますので、それを見やすくするという・・・

● 電源は容量が乏しいので、申込時に詳しい内容(使うもの、使用電力、台数、同時に動かす台数など)をお知らせください。

● あくまで、参加者が実際に参加して体験する教室、ワークショップが主体です。物販ブースではありません。
 ただ例えばワークショップで参加者が作る作品の完成見本として、あるいは目標とするものとして、講師の作品をいくつか展示し、それを販売することは可能です。
 一時、神社境内の「138のモノづくり」の代わりに「杜の学校」へ出展し、実際には販売を主にしている(あるいは売れるので結果そうなってしまった)ブースがあり、こうした対応になっています。



2001年6月3日 第1回杜の宮市「真清田神社再発見! あの場所はどこだ・・・」
受付のようすと、「服織神社」「さざれ石」のボード

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2019年5月5日 第19回杜の宮市「杜の学校」のようす
(アーケード内の本町通3丁目と、アーケード外の1丁目)

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posted by 星野博 at 21:07| 杜の宮市とは

2019年12月30日

なまおとライブ出演者公募します・・・第20回杜の宮市(2020年5月5日)

2020年5月5日(火・祝)に開催される第20回杜の宮市のステージ出演者を公募します。

年々たくさんの方々にご登録いただき、多くの方をお断りしております。全体のバランス等でお断りしている場合が多々あります。無礼の段どうぞご容赦ください。

● 以下の2つのタイプのステージを予定しています。
 ・自分で簡易なPAシステムを調整する路上ステージ数ヶ所
 ・オペレータのついたステージ数か所

● どこもアコースティクな音楽やパフォーマンスの小音量な「なまおと」的な内容です。

● 締切は1月31日(金)です。2月中に調整してご連絡いたしますので、まずはともあれ、どしどしご登録ください。

★練り歩き系をとりわけ大募集! 優先されます!

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ステージ詳細
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●日時:2020年5月5日(火・祝)10時〜16時30分 ステージは15時台まで(懇親会19時〜21時)

●場所:一宮駅から本町商店街、真清田神社境内(JR尾張一宮・名鉄一宮駅より徒歩5〜10分エリア)

●出演内容:
[音楽] アコースティクなもの。民族音楽・ジャズなどで、飲食を楽しみつつ聞いていただけるもの(ヘビーなもの・大音量のものは不可)
[パフォーマンス] 手品、漫談、コント、大道芸など(ヘビーなものは不可 火気使用は基本不可)

●楽器・器材:原則として持ち込み 打楽器はカホン程度とお考えください

●音響装置:基本はマイク2本程度を自分で調整するステージです

●時間:1グループの出演時間は20分〜30分程度。1時間に1〜2グループの目安

●謝礼: 交通費実費程度(出演者一人あたり1,000円、1グループ5千円まで原則)、オリジナルグッズ進呈予定

●出演者用駐車場あり


下記のフォームからご登録ください。
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杜の宮市20th.「なまおとライブ」ミュージシャン・パフォーマー登録フォーム
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https://forms.gle/1CxgPVnh6sLSUrU58
Screenshot 2019-12-30 at 16.14.37 - Edited.png



*お尋ねは下記からお願いします。
杜の宮市ステージ「なまおとライブ」 お問い合わせフォーム
https://forms.gle/n2sSbQCS7jP1gXff7
 (上記フォームでうまく行かない場合は info@miyaichi.net まで、緊急の場合は 090-2265-9188 星野博まで、ご連絡ください。)


前回のようすはこちら(ご参考まで)
2019年5月5日開催の第19回杜の宮市の「なまおとライブ」のようすはこちら。
(なまおとライブの写真から、ステージのようすが分かるものでアルバムを作りました。)
https://photos.app.goo.gl/Z7ayrrPH5sSAtQBb8
Screenshot 2019-12-30 at 15.46.10 - Edited.png
posted by 星野博 at 16:23| ・ ステージ「なまおとライブ」

2019年12月29日

はんじょうブース・・・「はんじょうアート」「はんじょうフード」って? 第20回杜の宮市

 2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
 http://miyaichi.net

 杜の宮市の発明?の一つが「はんじょうブース」です。
 始まりは2015年4月26日開催の第15回杜の宮市でした。

はんじょうブースを始めた想い
 はじまりは、新しい作り手、まだ始めて間もない作家たちに活躍の場、出展の機会を提供できないだろうかという想いでした。
 真清田神社境内の手作りクラフト展示販売部門の「138のモノづくり」は、境内ほぼ一杯に広がり、もうこれ以上出展者を増やせない状況になっていました。しかも樹木が成長するなどで、さらに目一杯に。これは今も変わりません。
 杜の宮市の出展者の審査は、外部の専門家を中心におこなわれるのですが、それでも人気が高くて名実ともに実力ある出展者が毎年まあまあ多く続いて出展することになりがちです。そうすると、新しい出店希望の方、作品などに何か魅力があったり成長性が見込める方でも、出展をお断りしなくてはならないケースが散見されるようになっていました。
 新しいルーキーの作家、大きいブースまでの作品数やブース配置はできないけれど、魅力ある作り手や新しい方にも、活躍の場を提供できないだろうかと、その数年前から考えておりました。

ある問題がきっかけで
 そんなころ真清田神社の境内、本殿の前では問題が表面化していました。
 本殿を正面に拝んで右手すぐの場所には、通路をはさんで飲食ブースがずらりと並んでいました。何年か前から、いくつかのブースがブースの裏に荷物などを広げて置くようになっていました。機材をブース外に置くだけでなく、氷を入れた子供用のプールを置いて中に飲み物を入れたり、仲間内で椅子を出して座り込んだり、ゴミを積み上げたり・・・
 ブース正面通路からは裏手ですが、神社の本殿の正面あたりです。本来、参拝の方ののために空けてある場所です。毎年批判され、何度も注意しても、またそんな風景となっていたところ、厳しく指摘を受けて、もうそのあたりに飲食ブースはダメということになりました。

はんじょうブースの誕生
 飲食の数人には呆れたけれど、エリアが空いたことはチャンスでもありました。飲食ブースだったエリアの一部に7m角ほどのテントを張り、一つのブースが90センチ角の「半畳ブース」を36ブース設定しました。初回、どうなるかと心配していましたが、小さなエリアに凝縮感があり、一つ一つのブースは小さいながら、全体として大きなうねりのある熱気に包まれた空間となっていました。
 翌年の第16回からは、杜の宮市の会場が本町商店街全体に広がりましたので、半畳ブースの場所を会場で一番南の本町4丁目に移しました。新しいエリアの一番先端部で、果たして人はたくさん行くかと心配していましたが、朝からずっととても多くの来場者で賑わいました。

お手軽出展も
 「はんじょうブース」は机も付いていますので、お手軽出展も可能です。例えばある女性の出展者は電車で3時間くらいかかるのですが、バックパック一つがすべて。パック一杯の作品を背負って電車に乗ってやってきて、空にして帰っていきます。ブースも小型なので、初めて間もない方なども気軽に出展可能です。
 ただしこの「はんじょうブース」部門も審査があり、かなりの方をお断りしていますので、写真や文章などで、個性と想いをしっかり伝えてください。

 今の「はんじょうブース」には「はんじょうアート」と「はんじょうフード」があります。
●会場は、本町4丁目(アーケード下)か、一宮駅コンコース内で名鉄百貨店前の「駅の宮市」(どちらか出店場所の希望はお聞きしますが、どちらに出展いただくかは主催者が決定)どちらも全天候対応可能。
● ブースの大きさは90センチ角。
● 180センチの会議机の真ん中に線が引いてあり、1ブースの机面積は90センチ✕45センチ(必ず机が付きます)。その机の後ろに90センチ✕45センチの出展者がいるスペースがあり、合計90センチ角の半畳分となります。
● ブースの横と後に通路があり、若干の余裕があります。
● 「半畳アート」は、「138のモノづくり」と同様に、作り手自身の作品を、作り手自身が出展して、作り手自身が説明して販売するアート・クラフトのブースです。仕入れたものは不可。
● 「半畳フード」は、許可を得た製造場でつくったものをパック詰めして販売(今のところパック詰めだけですが、将来的には別の展開を模索していきます)。
● 「半畳アート」は、「ワンコインアート」にご協力いただきます。500円以上の価値ある作品を当日一つ寄付していただき、それを来場者が500円のくじで購入するものです。収入は全額を災害支援の寄付金にしています。
 

はんじょうブースのかたち
本町4丁目エリアの例ですが、駅の宮市でも後ろと隣との配置が変わるだけで、机などは同じです。

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2015年4月26日開催の第15回杜の宮市、第1回「はんじょうブース」のようす

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posted by 星野博 at 10:43| 杜の宮市とは

2019年12月26日

「素材やマーケット」というエリア(第20回杜の宮市)

2020年5月5日開催の第20回杜の宮市は、1月8日まで出展希望者の募集をしています。
http://miyaichi.net


杜の宮市の会場内、真清田神社の楼門前、大鳥居から太鼓橋のあたりに展開しているのが「素材やマーケット」のコーナーです。

素材やマーケットは、2008(平成20)年5月11日開催の第8回から始まりました。

その数年前から、覚王山まつりのディレクターをしていて、今は日進木箱商会kibaco(http://www.nisshin-kibaco.com/)の“すずきめぐみ”や、一宮でRe-TAiL(リテイル http://re-tail.jp/)を企画運営しているキュレーターの“稀温”に、「素材」を杜の宮市で扱うと面白いと勧められていて、この年からスタートしました。

第20回でも開催します。

杜の宮市は「手づくり」文化を強くテーマとしており、自らつくった作品を、作り手自身が出展して、作り手自身が説明し販売するという考えを基本としています。これはアート作品のみならず、料理でも、ワークショップでも、ステージでも同じ思想です。

ただ、ここ「素材やマーケット」だけは違っていて、工業製品等も含みます。作り手が作品を手作りするために必要な素材…革、布、糸、ボタン、パーツ、染料などに加え、モノづくりのための道具類も出展可能です。

いわば杜の宮市版「ハンズ」というところでしょうか。

 うちはこんな面白い素材を扱ってる。
 わが社はこうした原料を販売している。
 私は素材としてこれらを作っている。

そんな方、杜の宮市に出展する200組以上のアーチストたちに、また3万人の来場者の皆さんに向けて、素材、マテリアルの面白さ、楽しさをアピールしてください。


写真は2008年第1回の素材やマーケットのようす。

貝殻とか松ぼっくりを素材として販売するブースでは、自分が食べた豚足の骨を磨いて10円で出品していました。それを5円と値切られ、交渉の末8円で買われていきました。

またこの年は尾州産の布地をかき集めて、無料でプレゼントするという企画に、希望者の長蛇の列ができました。無料配布の空しさを痛感した学び多い機会でした。

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posted by 星野博 at 07:55| 杜の宮市とは

2019年12月22日

1月5日(日)の説明会は中止になりました。

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2020年5月5日開催の杜の宮市、出展の申込は1月8日までです。
まだの方、早めにお申し込みください。
また、あの子まだじゃないかなと思われた方、ぜひご連絡よろしくお願い申し上げます。

その説明会を色々な日時に開催しておりますが、ごめんなさい。
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1月5日(日)10時から予定していた説明会は中止になりました。
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下記のように開催しておりますので、どうぞご調整ください。

なお 1月5日をご予定されていて、下記日程のいずれも不可という方は、info@miyaichi.netまでご連絡ください。

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スケジュール
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●12月
23日(月) 17時から18時 com-cafe三八屋にて

●1月
7日(火) 10時から11時 一宮市市民活動支援センターにて
7日(火) 14時から15時 一宮市市民活動支援センターにて

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会場
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● 一宮市市民活動支援センター https://138cc.org
一宮駅隣接のi-ビル(尾張一宮駅前ビル)3階 i-ビルの駐車場・駐輪場は料金の補助が出ます
● com-cafe三八屋  http://38ya.org 
一宮駅から歩いて5分、本町通アーケードを南へ抜けて信号渡ったすぐの角の右(西) 一宮市本町4-1-9 電話0586-27-4838 駐車場2台分あります

posted by 星野博 at 07:43| ・ ニュース / レポート

2019年12月21日

いちとも工房制作の動画「第18回杜の宮市」

2018年5月5日に開催された「第18回杜の宮市」をドローン等で撮影した動画です。

いちとも工房の制作です。
https://ichitomo.com/

杜の宮市の全体像を伝えていますので、ご覧ください。
出展申込の参考にもなります。

https://www.youtube.com/watch?v=dZ2iMzHJ94M&feature=youtu.be
または
https://www.youtube.com/watch?v=BhDiEod-x3s

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posted by 星野博 at 11:39| ・ ニュース / レポート

2019年12月19日

説明会ミニ版を本日も開催!杜の宮市20th.のどんなこともお気軽に︎

本日、第20回杜の宮市定期ミーティングを開催しました。そこで、説明会のミニ版も併催し、アットホームな雰囲気で行われました。


出展を希望される方、ボランティア・スタッフ希望の方に加え、企業等でCSR活動をお考えの方や企画の持ち込みなど、どんな質問もお答えします。


なお出展応募の締め切りは18日です。

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スケジュール

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●12

21() 17時から18時 一宮市市民活動支援センターにて

22() 11時から12時 一宮市市民活動支援センターにて

23() 17時から18時 com-cafe三八屋にて

●1

5() 10時から11時 一宮市市民活動支援センターにて

7() 10時から11時 一宮市市民活動支援センターにて

7() 14時から15時 一宮市市民活動支援センターにて

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会場

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● 一宮市市民活動支援センター https://138cc.org

一宮駅隣接のi-ビル(尾張一宮駅前ビル)3階 

i-ビルの駐車場・駐輪場は料金の補助が出ます

● com-cafe三八屋  http://38ya.org 

一宮駅から歩いて5分、本町通アーケードを南へ抜けて信号渡ったすぐの角の右(西)

一宮市本町4-1-9 電話0586-27-4838 駐車場2台分あります

毎週木曜日は定期ミーティングやってます。お気軽にお越しください。


こじんまりとしてますが、説明会とミーティングの様子です
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posted by 杜の宮市準備委員会 at 21:07| ・ ニュース / レポート

2019年12月17日

「138のモノづくり」に出展すること(第20回杜の宮市)

1月8日まで出展希望者の募集をしている杜の宮市。
2001年に杜の宮市が始まった時にも核となる部門であり、今でも杜の宮市の一番ディープな部分を担っているのが「138のモノづくり」です。


「138のモノづくり」で大切にしていること

杜の宮市は「文化とコミュニケーションの市民手づくりまつり」…「138のモノづくり」は、その思想性の核でもあります。

「138のモノづくり」では
   作り手自身が作ったものを
   作り手自身が出展し
   作り手自身が説明販売する
こととなっています。
ですので、買ってきたものや人に作らせたもの、大量生産のものは基本的には出展できません(作品の性質により多少の例外はありますが)。

 私の作品は、こういう人のために作っている
 私はここのこの造形にこだわっている
 このやり方は苦労して生み出した・・・

そうした濃厚な会話が幾重にも重なり、濃密な時間の中で新たな関係性が生まれていきます。
その関係性は、杜の宮市当日のみの消費でなく、残り364日の財産となって、出展者も来場者も会場から持って帰ります。


「138のモノづくり」のブースのありよう

「138のモノづくり」は1ブース2.4m角です。毎年、2.5mのタープではダメかというお問い合わせをいただきますが、ブースは2.4m角、それもかなりビッシリ並んでいますので、お手持ちのテントが2.4m内に収まることを事前に確認してください。

杜の宮市ではテントも机も何もすべて持ち込んでもらうことになっています(「はんじょうブース」だけは机が付きます)。主催の杜の宮市準備委員会が全く貧乏だし、出展料をなるべく安くしてあげたいということもありますが、ブース全体もデザインであり作品であると考えています。テント、展示台や装飾なども含めて面白いブース、かっこいいブースはやはり評判がいいように思います。

外部審査員が審査するのですが、その際にもブース全体の写真があると、やはりとても伝わります。展示台のようすでもいいかもです。


「138のモノづくり」の出展申込では

出展申し込みに写真は3点必要ですので、先に見つけておいてください。そのうち1枚は、とりわけ自分の作品の個性がよく分かるものにしてください。また説明文は写真と連携させて書いてもらうことも分かりやすいと思います。

基本は、書いていただいた文章と写真3点で審査されます。よく分からない場合にはホームページやブログ、SNSを拝見して参考にしてもらいます。

また「はんじょうアート」と両方の申込も可能ですが、その時は「両方がパスした場合は、こっちで出ます」とメモしておいてください。

一つのブースを複数の人でシェアする出展は、なかなか難しいという感じです。ブース一つを全部使うくらいの技量と経験を持っていないと、なかなか審査で上位の点数はつかないのでは。また例えば二人のうち一人がすごく良くても、もう一人が良くないと良くない方の評価になります。

ただ1+1=3になるような、シナジー効果、コラボレーションで面白いブースになったり、異質の素材を扱う作り手が共同で一つの作品を作っている場合は逆に高評価なのでは。

「138のモノづくり」の会場は、尾張国一宮 真清田神社の境内です。本殿を前に右手側、木々や石灯籠が建つ境内の中に、ギッシリとブースが並びます。出展者は東北から九州までほぼ全国から集まってきていただきます。そうした様々な個性、表現が、神社の杜の間に展開します。

「138のモノづくり」は会場をこれ以上増やせないでしょう。なので倍率もだんだん高くなっています。文章と写真を良く練って、フォームに入れてください。

ブログにある「よくある質問」も参照にしてください。


ワンコインアートにご協力を

あと「ワンコインアート」というイベントに協力していただきます。これは500円以上の価値ある作品を当日一つ寄付していただき、それを来場者が500円のくじで購入するものです。収入は全額を災害支援の寄付金にしています。



写真は前回の「138のモノづくり」のようすです(撮影は佐藤正晴さん)。

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posted by 星野博 at 20:12| 杜の宮市とは